こんにちは!
専門教育訓練給付金は、中長期的なキャリアアップを目的に、特定の講座の受講費に対して補助金が出る制度です。
最大で受講費の70%も補助金が出ますので、かなりの手当率ですよね。
雇用保険に加入しているという条件(あるいは過去1年以内に加入していた)がありますが、一般企業に勤めているサラリーマンであれば大体雇用保険には入っているはずなので、要件が緩く大変お得な制度だと思います。
今回実際に専門教育訓練給付金の申請を行ってきましたので、その流れを紹介したいと思います。
あくまで記事執筆時点の経験談に過ぎないので、事前に公式サイトを確認頂ければと思います(URLは随時記入していきます)。
●給付金申請までの流れ
大まかな流れとしては以下の通りです。
0.受講したい講座を決める
1.管轄のハローワークに電話
2.キャリアコンサルティングの日程を決める
3.ジョブカードを作成する
4.キャリアコンサルティングを受ける
5.申請書を記入する
6.申請する
申請にかかる時間は大体2時間程度!
ジョブカードを作るフローがちょこっと面倒でしたが、キャリアコンサルティングと給付金の申請はハローワーク内で行えるので、同日中に申請を完了させられるたのがありがたいです。
0.受講したい講座を決める
まずは、教育給付金の対象となる講座を決めるところから始めましょう。
講座は厚生省のこちらのリストにありますので、ここから決めます。
講座数も2000以上もあり、結構選択肢が豊富です。これはすごい!
ちなみに給付金は一回申請してしますと、次に申請するまでに3年間待たないといけません。なので、学習の目的を明確にしつつ、少し慎重に選ぶ方がいいと思います。
●所要時間:2時間
1.管轄のハロワークに電話する
講座が決まったら、ご自身がお住いの市区町村のハローワークに電話します。
こちらの教育給付金の申請ですが、まずはハロワークにてキャリアコンサルタント(国家資格)による「キャリアコンサルティング」を受けないといけません。
ハローワークで実施しているのですが、私の管轄のところは外部に委託しているとのことで、別途電話番号を教えてもらいました。
●所要時間:5分程度
2.キャリアコンサルティングの日程を決める
教えてもらった電話番号に電話して、キャリアコンサルティンを受ける日程を決めます。
場所にもよりますが、自分のところのハローワークは朝9時からやっていたので、9時の枠で予約!
予約日も2日後という直近のスケジュールで予約が取れました。
なお受講開始の一定期間より前(自分の場合は1カ月でした)までにキャリアコンサルティングを受けないといけない制約があるので、注意してください!
またこの際に受講予定の講座の「指定番号」を聞かれるので、事前に分かる場合はメモしておきましょう。
●所要時間:10分程度
3.ジョブカードを作成する
さて、キャリアコンサルティングを受けるための事前準備として、ジョブカードを作成しないといけません。
ここがちょいと面倒くさい。。。
簡単に言うと、職務経歴書みたいなもので、過去の職務内容や学歴、自分の強みや今後のキャリアビジョンについて記述するものです。
記述自体はExcelで行えるので、職務経歴書がある人はある程度コピペとかでもいけちゃいます!
なお市区町村によって、このフォーマットが変わるっぽいです。
そこはキャリアコンサルティングの予約を入れる際に教えてもらえますので、ご安心下さい。
●所要時間:1時間
4.キャリアコンサルティングを受ける
キャリアコンサルティングの当日は、ハローワークに行きます。
幸いにもフレックスの会社だったので、業務開始時間を少しずらして、午前中に行きました。
キャリアコンサルティングは、キャリアコンサルタントという国家資格を持っている人による専門的なコンサルテーションです。
とてもダンディーな男性にコンサルティングをしてもらいました。
普段社外の人と話す時は、取引先だったり、面接だったり利害関係がありましたが、こうしてフラットにキャリアについて相談できるのは結構ありがたかったです。
ちなみにキャリアコンサルティングで聞かれた内容は、
・今の仕事内容
・過去の仕事内容
・なぜこの講座に興味を持ったのか
などなどをざっくばらんにです。
多分ただ単純に興味本位で講座を受講しに来てるやつじゃないか選別しているんだろうなと思います。
●所要時間:1時間
5&6.申請書の記入・申請
キャリアコンサルティングが終わったら、後は申請だけ!
ハローワークの別窓口に案内してもらい、同日中に申請を済ませました!
●所要時間:30分
以上です!
申請は思ったより簡単でした。
ジョブカードがちょいと面倒で、僕も前日の夜に気付いて、箇条書きとかで書きました(汗)。
でも、このジョブカードは必ず書いておかないとキャリアコンサルティングが受けられないので忘れないように。
それでは、また!