消防設備士試験6類を受験した感想 メリットやデメリット


昨日消防設備士試験(乙6類)を勉強してみて感じたことです。

受験を検討している方や、これから勉強を始めようとしている方は参考にしてみて下さい。

感覚的ですが、メリットだと感じたポイントは黄色、デメリットは青色で下線引いています。

1.試験日程は柔軟

下記は消防設備士公式サイトから引用の消防設備士試験の試験日程ですが、東京だと1~2か月に1回の頻度で開催していて、先日受験した運行管理者試験や電験2種なんかと比較すると開催頻度は多めの印象を受けます。

また他県での受験も可能ですし(例えば東京住まいの人が千葉で受ける、青森住まいの人が岩手や北海道で受ける)、合格発表が出る前でも別日程での出願が可能であり、試験日程としては融通が利きます。

年数回の試験だと不合格後に半年ぐらい待たないといけないのですが、消防設備士は万が一不合格だった場合でも別日程で受験申込も出来るので、精神的にも少し楽かなと感じました。

 

2.試験内容の情報が少ない

実は消防設備士試験は試験問題の持ち帰りが不可です。

そのため試験問題の情報が世に出回りずらく、市販されている参考書にですら「過去問題集」といった実際に出題された問題を集めた書籍はなく、事前の対策や勉強計画が練りずらい特徴があります。

試験問題の難易度や、問題の難易度毎での割合も分からないので、出題範囲毎でのエネルギーの掛け方が分かりずらいと思いました。

 

3.試験時間は長いが途中退出が可能

消防設備士試験6類の試験の制限時間は1時間45分と結構長丁場です。

試験内容は選択式問題30+実技試験5問なので、試験の問題数に対して1時間45分という時間は、ちょっと長すぎるように感じていました。

消防設備士試験は過去問が出回ってないので、試験の難易度の温度感も分かりずらく、どんだけ難しい実技が出るのかと緊張していました、。

ただ、実際に蓋を開けてみると、試験は試験開始後30分程度で退出が可能という制度になっていて、実際に私が受験した時も45分ぐらいで1/3程度は退出されていました。

 

4.試験内容は法令の理解が中心

下記が消防設備士試験の出題内容と問題数ですが、試験内容のほとんどは消防法令や消火器規格といった法律の理解と暗記を試す問題です。

暗記が苦手な人にとっては苦行かもしれないですが、一般的に暗記は「繰り返す」ことで定着していくものなので、粘り強く勉強すれば必ず合格することが可能だと思います

また変なひっかけ問題や応用問題もほぼないので勉強量が試験の点数アップに繋がりやすい試験でもあります。

また5問/30問出題される機械の基礎知識では、高校レベルの物理や化学の問題が出題されるのも特徴です。ボイル・シャルルの法則、応力・ひずみ図、応力や力のモーメントといった問題が出題されます。

 

5.合格基準

消防設備士試験6類の合格基準は、科目ごとの成績が40%以上でかつ、試験科目全体の成績が60%以上。実技試験において60%以上の成績を修めた者です。

試験問題の難易度自体は高くないのですが、科目毎での合格基準が決められているので、試験範囲全体を広く満遍なく勉強する必要があります。

また実技試験に関しても、実技試験単体で60%以上正解しなければならず、他の人のブログなんかを見ていても実技の点数が足りずに不合格の人も結構多いです。

ただ実技試験は部分点制度になっているとのことなので、ちょっとでも分かることは必ず何か書いて少しでも点数を稼ぐよう必死で食らいついていきましょう。

 

6.資格のキャリア上の価値

法律で決められた消防設備の点検や工事には、消防設備士の免状が必要です。ですので、この範囲に関しては消防設備士の独占業務ということになります。

また消防設備士取得後のキャリアとして消防設備の工事や点検を目指さない場合も、法律で定められた一定の施設は消火設備の設置義務が定められているので、飲食店、不動産、倉庫、学校、保育園等、活躍できる業界は幅広いと感じます。

 

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以上、一意見として参考になればと思います。