運行管理者試験対策キット(貨物)令和3年対応
運行管理者試験は過去問をやり込むことが大切です。
なぜなら試験問題を分析してみると、問題(条文)の多くは過去問の類似問題であるケースが多く、過去問を繰り返し解くことで、実際に試験で使える知識を定着させることができるからです。
例えば令和2年第2回目の問3と、令和2年第1回目の問2は下記の条文が繰り返し利用されていることが分かります。
「事業者は、事業計画に従い業務を行うに必要な員数の事業用自動車の運転者を常時選任しておかなければならず、この場合、選任する運転者は、日々雇入れられるもの、2カ月以内の期間を定めて使用される者~(以下省略)」
この問題は「輸送の安全」に関する問題ですが、ここでは「2カ月」という期間がポイントになっていて、ここの知識を知っているか否かが正否を分けます。逆に条文を一字一句全て記憶しなくても、この2カ月という部分だけ理解・暗記しておけば試験対策としてはOKとなります。
また令和2年第2回問22と平成30年第2回問23も、表を見て下記問題の正否を答えるよいう点では類似問題と言えます。
・1日についての最大拘束時間
・勤務終了後の休憩時間
・1週間で1日の拘束時間が15時間を超えてもいい回数
・1日の拘束時間の計算方法
「改善基準告示」の知識に関してですが、覚えるべきポイントは上記4つの知識であるということが分かります。
・1日についての最大拘束時間:16時間
・勤務終了後の休憩時間:連続8時間
・1週間で1日の拘束時間が15時間を超えてもいい回数:1週間で2回
・1日の拘束時間の計算方法:当日の始業時間より翌日の始業時間が早い場合足す
また試験問題はCBT試験に変更となり、問題は少々難しくなりましたが、それでも活用いただける部分はあります。
例えば令和2年のCBT試験の出題問題9は下記のような問題が出題されています。
自動車の使用者は、自動車検査証の記載事項について変更があったときは、法令で定める場合を除き、その事由があった日から30日以内に、当該事項の変更について、国土交通大臣が行う自動車検査証の記入を受けなければならない
これは過去問でも出題されていて、正しくは15日以内となるので誤りです。
こんな感じで過去問を問題のカテゴリー毎でグルーピングし、頻出度の高い問題を寄せ集めて対策すれば、効率的に試験勉強ができるという考え方です。
そこで今回過去問10回分を分析し、よく出題される条文や要点をまとめた、試験対策用問題集と暗記シートを作成してみました。
もちろん万能というわけではなく、試験の難易度によってはあまり適用できないケースもありますが(個人的には平成28年2回目、令和2年1回目は難しく流用しずらかった)、この対策法を実践するかしないかでは得点に多少は影響が出てくると考えます。そしてその微妙な1点、2点で試験に合格できたりするのかなとも思いますので、参考にしてみて下さい。
合格を保証するものではないですが、自分はこの方法で令和2年1回目の試験、令和3年1回目の試験に合格できましたのでそのノウハウを共有したくです。
【イメージ】
下図は搬出問題集の一部です。こんな感じで166問の問題があります。解説を見ながら、千本ノックのように1問1答解いていくことで実践に向けた知識を定着させます。
また下図は暗記シートの一部です。問題を分析して、暗記が必要だと考えた箇所を赤字にしました。暗記用の赤シートなんかと組み合わせて使ってみて下さい。
【ダウンロード方法】
下記より決済いただいた後、自動でダウンロードが始まります。
ダウンロード時に何か不具合がありましたら、下記問い合わせフォームよりご連絡下さい。メール等別媒体でお届けさせて頂きます。
なお、印刷版ばフリマサイトのメリカリで出品しています。印刷版+暗記用の赤シート付なので到着後すぐに勉強が始められます。
またダウンロード版は「Note」の方でも販売していますので、決済情報等不安でしたらこちらもご検討ください。
では。
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