BATIC(国際会計検定)の学習方法まとめ


簿記試験合格後の次のステップとして、Baticを検討する方も多いのではないでしょうか。

実は自分も数年前にBaticを受験しているのですが、簿記2級合格後にBATICを受験し、その後はUSCPA(米国公認会計士)を取得するというステップを経ています。

英語ができる方は、簿記試験をだけだともったいないので、会計×英語とスキルを掛け合わせていくのがおすすめです。

そこで今回はBatic受験時に自分が検討した学習方法を紹介させて頂きます。

 

学習方法

まずBaticの学習方法ですが、自分は下記を検討しました。

1.書籍を使って独学で学ぶ

2.動画・映像を見ながら独学で学ぶ(オンラインスクール)

3.予備校に通って先生に教わりながら学ぶ

結論から言うと、自分は1.書籍による独学で勉強を進めましたが、それぞれのメリットやデメリットについて考えをまとめてみたいと思います。

 

1.書籍独学

参考書と過去問を中心に独学で勉強を進める方法です。

やり方は人それぞれだと思いますが、自分の場合は、まず過去問を使って試験問題の出題傾向を分析して要点を絞るところから始めます。

そして、参考書等を使って学習内容の理解を深めていき、終盤は過去問をひたすら解き、実践を想定した勉強方法で詰めていくという勉強方法で進めています。

ただBATICの場合は、残念ながら参考書と呼べるような試験の解説本がないので(当時はなかった)、基本的には過去問と過去問の回答、それからネット検索等で学習を進めていく感じですww。

メリットとしては、なんといっても安上がりであるということです。勉強費用は参考書と過去問代ぐらいです。またAmazonでポチれば、翌日には書籍が届くので、勉強をスタートできるまでのスピード感もあります。思い立ったら吉日という言葉があるように、資格試験の勉強も勢いが結構重要なので、このスピード感は個人的に結構重要です。

デメリットとしては、勉強以外の手間が発生するということです。勉強のスケジュール計画や、過去問の分析と要点の絞り込み、分からない内容を解決することなど、何から何までやらなければいけないので、大変です。

 

2.オンライン動画で学ぶ

Webで配信される動画や映像の講義を、タブレットやスマホ等を使って見て学ぶ方法です。

メリットとしては、講義が回数で分かれているので、勉強スケジュールを自分で組み立てなくてもOKなこと。それから書籍を持ち運んだりしなくてもいいので、通勤時間や休憩時間等のちょっとした時間を有効に使える点です。

またBATICの場合、前述した通り、解説本と呼べるような対策本が出てないので、講義形式でわかりやすく教えてもらえることの価値も大きいと感じます。

一方、書籍による学習に比べると、若干費用が高くなるのがデメリットです。

またサービスの選択肢が少なくて、BATICを扱っているのが資格の大原 とTACぐらいしかないのも残念です。

まぁBATICはまだまだマイナーな資格なので仕方ないですが、選択肢としてとりあえず検討するのはありだと思います。

 

3.通学で学ぶ

こちらはスクールに通学し、講師による講義を直接聞きながら学ぶ方法です。

メリットとしては、ダイレクトに講義を聞けることの臨場感を感じれる点や、他の生徒との繋がりを感じれる点ですかね。特にBATICは、数字の勉強が大半を占めるので、この人情味のない知識を1人で黙々と勉強してても面白くないですww。自分も勉強中何度眠落ちしたことか…。ですので、こうして人との関わりを持ちながら勉強できることは、勉強のモチベーションアップにも繋がります(授業中は寝れないので)。

一方デメリットとしては、コスト面です。通学となると、講座の代金も高くなりますし、その他に通学費なんかも発生します。また決められた日に決められた場所に足を運ばなければいけないので、自由自在に自分のペースで勉強を進めることは難しいです。

資格の大原 が講座を開講しているので気になる方は参考にしてみて下さい。

 

おすすめは?

人それぞれに合った学び方を選ぶのがいいですが、BATIC試験に関して言えば書籍×独学で十分でと個人的には感じます。

というか、論点ずらすようで申し訳ないですが、いっそのことBATICすっ飛ばして、USCPAを目指した方がよっぽど有意義だと思います。BATIC取ったら、次はUSCPA取りたくなると思うんですよね~。会計×英語の最高峰はUSCPAですし(そう思っている)、USCPAは受験のハードルが意外に低くくて、自分みたいなコテコテの文系人間でも1年そこらで取れちゃんですよね。

で、USCPAを取ることを視野に入れるなら、この資格はなるべく早めにとっておいた方がキャリアの選択肢も増えるのでベターです。というのも、若くしてUSCPAを持っていれば、第二新卒扱いで監査法人やファイナンス職に行ける可能性も高くなりますし。

なのでBATICもいいですが、ビジネスやキャリアにおいてより実用性が高いのはUSCPAなのは間違いないと思うので、飛び級しちゃいなよ、と率直に思います。

ただ自分は簿記2級→BATIC→USCPAですし、BATICで高得点取れたことによって得た自信がUSCPA挑戦に繋がったという側面もありますので、順番にステップを上がっていくというのももちろんいいと思います。

ということで、USCPAもちょっと興味ある!という方は、独学は98%不可能なのでアビタス等のスクール参考にしてみて下さい!

 

では、また。