USCPAを取得して感じた資格のメリットとデメリット


先日無事にUSCPAを取得出来ましたので、ここらで資格取得のメリットとデメリットについて整理してみました。

●メリット

USCPA取得時に自分が考えたメリットや、合格後に感じたことです。

1.キャリアの選択肢が増える

資格取得する前は考えてもいなかった、監査法人等へのキャリアチェンジが現実のものとなってきます。

実際に自分もエントリーしてみましたが、未経験にも関わらず選考が進むので、キャリアの選択肢が広がったことを実感しています。

選択肢が広がるというのは、経済的な面でも価値のあるものとされています。

 

2.昇進昇格にも繋がりやすい

USCPAは、昇進昇格を目指す上でも有効となるケースがあります。

実際自分の会社でもUSCPAを保有しているということが、昇進昇格を決める上での判断材料として活用されていると聞きます。

USCPAが昇格の必須条件となる企業は少ないかと思いますが、社内関係者から理解を得る上でも有利に働くというメリットがあります。

 

3.グローバルでのプレゼンスが高い

USCPAは、海外での認知率・プレゼンスも高いので、資格に加えて実力と語学力が伴えば、資格を取得していることは日本以外の国で働く上でも有利だと考えます。

国境に縛られない自由な働き方・生き方も視野に入るので、世界でも通用するグローバルな資格です。

 

4.ソフトスキル面でのアピールにも繋がる

USCPA合格までの道のりは結構しんどく、特に自分は2科目落としていますので、粘り強く勉強し続けることが求められました。

ただ一方で、全く知識がない状態から知識を磨き、学歴審査や倫理試験といった手続き面含めて、最終的に目標達成出来たという経験により、新しいことを0から学ぶ耐性も付いたと感じます。

今後USCPAという資格そのものの価値が上がるか下がるかは分かりませんが、合格を目指して粘り強く勉強した経験は、今後業界業者問わず必要とされると考えますし、大切なスキルだと感じます。

 

●デメリット

USCPAを合格するためにはそれ相応の勉強時間の確保が必要で、いざ勉強を始める前に、デメリットについても考えておくことは大切です。

1.起業には直結しずらい

税理士、弁護士、不動産鑑定士は、資格保有者の独占業務となっており、企業に雇われず、個人で事務所を開くケースも多く見受けられます。街中なんかでも「●●税理士事務所」なんてのはよく見かけますよね。

USCPAもUS GAAPを採用している国や企業に対しては独占業務となるので、企業も視野に入りますが、それ以外の基準を採用している国や企業では資格の意味が薄れ、国内で独立して会計事務所を開くといった起業には直結しないです。

 

2.就職や転職を保証するものではない

USCPAは転職や就職で有利なのは間違いないですが、資格取得が就職に直結するということはないです。

自分も当初はUSCPAを取得できれば、書類選考ぐらいは通るだろうとタカを括っていましたが、いざ企業にアプライしてみると結構バッサリ切られます。

転職ではより即戦力となる人材を求める傾向が強く、必ずしも安定的に職に就けるというわけではないです。

 

3.ランニングコスト

USCPAは資格取得後にライセンスを維持するためにも、ライセンス更新費用や継続学習費用といったお金と時間がかかります。

継続学習に関しては、毎年一定の単位を取る必要があり、これは正直面倒くさいです。

資格が仕事に結びついていれば問題ないですが、業務に結びついていないのであれば、なおさらですし、無駄な出費です。

 

4.難しい

USCPAの日本人の合格率は20%以下というデータもあり、自分の実感としても難しかったと感じます。

科目毎で受験は出来るものの、試験の出題範囲が広く、内容としても細かいので覚える量が多く、正直しんどかったです。

勉強するモチベーションの維持が難しく、挫折しやすい資格でもあります。

以上です。