運行管理者試験(貨物)受験の感想 資格取得のメリットとデメリット


先日受験した「運行管理者試験(貨物)」を取得するメリット・デメリットについてまとめてみました。

運行管理者資格に興味はあるけど、勉強を始めようか迷っている人は参考にしてみて下さい。

 

資格を取得することの3つのメリット

1.仕事がより安定する

もし今ドライバーの仕事をしているなら、運行管理者資格を取得することで、より安定した管理職や事務職にキャリアチェンジすることも可能です。

運行管理者の仕事内容は「日々の安定運行を確保」を実現するために、点呼を取ったり、乗務記録を作成したり、ドライバーの指導・監督をすることなので、基本的にはオフィスワークが中心です。

ドライバーは仕事柄体力を使う仕事です。年齢と共に体力が衰えてくれば事故を起こしてしまう確率も上がってくるので、資格取得をきっかけとしてより安定した事務の仕事に就く権利が得られることは大きな利点だと感じます。

 

2.手に職が付く

運行管理者資格は国家資格の中でも「必置資格」に分類されます。

必置資格は、事業を行う上で、資格保有者を1人または複数人設置しなければならないということが法律で義務付けられている資格のことです。

運行管理者資格の場合も、事業用自動車を保有する営業所は、営業所に運行管理者を配置することが法律で決められています。しかもこれは保有するトラックの台数が一定数以上増える毎に、必要な運行管理者数も増やしていかなければなりません。

事業が存続する限り必ず求められるスキルだという点では、資格の取得が就職にも直結しやすく、生計が立てやすくなると考えます。

 

3.キャリアの選択肢が広がる

下図はとある転職サイトにて「運行管理者 貨物」で検索した求人情報の結果です。

ヒットした求人検索結果は2,796とこのご時世の中で求人件数としても多い印象を受けますが、中には応募要件に「運行管理者資格」の保有を必須条件とする求人も散見されます。

応募可能となる求人の選択肢が増えるので、自分が働きたい会社や勤務地を自ら選択することが可能となります。

※参考:運行管理者試験(貨物)に1週間独学で合格出来た勉強方法

 

 

資格を取得することの3つのデメリット

基本的に資格を取得することによるデメリットはないと感じていますが、学習前に留意しておいた方がいいことを紹介させて頂きます。

1.仕事内容が合わない

運行管理者の仕事内容は、「日々の安定運行の確保」に向けたオフィスワークが中心となります。

ですので、頑張って勉強して資格を取っても、実際に働いてみたら実は仕事内容が自分に合わなかったというケースも有り得ます。

実は資格を持っていない方が良かったとならないよう、事前に情報収集を行い、資格取得後のイメージをはっきりと描いておいた方がいいかと思います。

 

2.受験資格

実は運行管理者試験には受験資格があります。

1.実務経験1年以上
2.基礎講習修了又は修了予定の方

この2つの受験資格のうちいずれかを満たさなければ、受験出来ません(申し込みは出来ます)。

私もそうでしたが、運行管理業務の実務経験がない場合は必然的に2.基礎講習を受講することとなり、講習のための時間を確保しなければなりません。講習は3日間ありますので、大抵の場合は仕事を休む必要が出てきます。

運行管理者基礎講習 講習内容と、実際に受講した感想

 

3.試験は暗記問題が多い

運行管理者試験の出題範囲と配点は既に決まっていて、1.貨物自動車運送事業法、2.道路運送車両法、3.道路交通法、4.労働基準法、5.その他運行管理者の業務上必要な知識・能力といった感じです。

ご覧の通り、1~4の出題内容は「法律」の問題であり、法律関係の問題は基本的に知識があるかないかが正否を分けるので、つまるところ暗記が全てです。

ある程度覚えるべき内容は決まっているので、暗記量としては多くないのですが、試験の特徴として法律の暗記が多いということは留意しておくべきでしょう。

 

運行管理者試験の合格率は平均約30%台と決して簡単に取れる資格ではないですが、効果的に勉強すれば業界経験がなくても合格は可能です。

みなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

※参考:運行管理者試験(貨物)に1週間独学で合格出来た勉強方法