航空業界11社の業績を散布図で比較

航空業界11社の過去10年間の売上情報での直近10年間の売上高と売上年平均成長率に加えて、こちらでは利益率も指標に加えて3軸で業績を分析してみました。

調査対象企業は下記の外資系航空会社9社と日系航空会社2社です。

・ANA(日本)
・JAL(日本)
・アメリカン航空(アメリカ)
・ユナイテッド航空(アメリカ)
・ルフトハンザ航空(ドイツ)
・インターナショナル・エアラインズ(イギリス)
・サウスウエスト航空(アメリカ)
・タイ国際航空(タイ)
・シンガポール航空(シンガポール)
・大韓航空(韓国)
・カタール航空(カタール)

会計期間が各社で異なるのと、為替レートは各年末時点でのレートを利用しているので少し誤差が出ている可能性はあります点はご了承下さい。

 

航空業界11社のマッピング結果

●縦軸:年平均売上成長率

●横軸:利益率

●各バブルの色の濃淡:売上金額の大小

 

成長率の最も高いのはカタール航空ですが、利益率はマイナスで赤字です。

成長率と利益率が共に低いのは、タイ国際航空と大韓航空で、この2社は経営状況としては厳しそうです。

日系企業に目を向けてみると、JALは成長率は11位/11社ですが、利益率は10%を超えていて全体2位です。

アメリカン航空、ユナイテッド航空、サウスウエスト航空の米系3社が成長率・利益率・売上規模の全体でバランスが良いです。

 

◎関連書籍

航空業界11社の過去10年間の売上高推移

 

 

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