色彩検定2級に独学で合格出来た方法


社会人になる前の大学時代最後の年に色彩検定を受験し合格した感想です。

 

◆色彩検定とは

色に関する幅広い知識と技能を試す資格試験です。色の基礎知識から、色の組み合わせ方、色の名前等、色に関する知識を幅広く出題されます。

試験は難易度によって、3級、2級、1級と分かれていて、受験者はどの級数からでも受験が可能となっています。実際私は3級ぶっとばして、2級から勉強始めました。

合格率は、3級で70~75%、2級で約60~65%、1級で40%~45%程度で推移しています。

基本的には一年に2回、6月と11月に試験が行われています。

 

◆何故、色彩検定2級を受験したのか

受験したのはちょうど社会人になる直前の大学生最後の年(4年目)です。ちょうど暇が出来た中で、社会人になる前に何か勉強しておきたいなという想いから色々調べ始めたのがきっかけです。

アパレルやデザインに興味があったわけではないのですが、漠然と「人の心理」には興味があり、色や配色が人の心理面に与える影響を学びたいという思いから色々調べて色彩検定に辿り着きました。

他にも資格はありますが、色彩検定は「文部科学省後援」の資格でしたので、信頼できると思い応募しました。

 

◆色彩検定2級取得のメリット

1.世界観が広がる

「色」って人の生活の至るところに広がってますよね。お店、ビル、看板、洋服、家具、お菓子のパッケージ、自然等、色は人の生活に広く浸透している概念です。

色彩検定を通じて正しい知識を体系的に学ぶことで、日常生活を見たり感じたり分析したりする視点が増えて生きる楽しみが増えます。

例えば、「マクドナルドの店内って、座席は赤だし、照明や配色は暖色系が多いな。人の食欲を掻き立てるようなマーケティング戦略の一環なのかな」とか、「アマゾン本社のビルは、黒と白で統一されていて、洗礼された印象を与えるな」等、色を通じて様々な物事の見方が変わります。

色は生きている限り永遠に付き合っていく概念であり、自分の価値観を広げられる一生ものの知識を手に入れることが出来たと振り返っています。

2.デザインをロジカルに説明できる

小生は前職Webマーケティング担当でしたが、プロモーションの企画でランディングページのデザインなんかもしていました。

その際、Webサイトの配色を考えたりするのですが、こうした際も色彩の知識を持っているとアイデアに説得力が生まれます。

例えば、Webページ全体がオレンジ系のページだとしたら、目立たせたい部分は「ブルー系をはどうですか?オレンジの補色に当たりますので」とアイデアにロジカルな裏付けを加えられます。

色の知識があるからこそ、自信をもってデザインの決定を下せるようになります。

3.独学が可能。資格の更新も不要

色彩検定はもちろん独学でも受かります。私の場合は。色彩検定の公式テキスト、過去問、暗記用の単語帳で受かりました。

事前知識がなくても独学で試験に合格できますので、私のようにデザイン関連の仕事をしていない人でも、合格できる資格だと思います。

また、一度試験に受かってしまえば一生使えます。更新が不要なのもうれしいです。

 

◆色彩検定2級取得のデメリット

1.内容がマニアック

色彩検定は「慣用色名」という色の名前を答える問題が出題されます。

「色彩検定2級 慣用色名」と検索すると例題が出てくるのですが、茶色の中でも微妙に薄かったり濃かったり、若干赤味がかかったりといった色の違いを判別し、その色の名前を覚えたりします。

正直素人目線でほとんど違いが判別できない色もあり、正直ここまで深く理解しても実践で使えるシーンが乏しいです。

実際私もWebの会社でプロモーションのランディングページ制作に携わりましたが、色彩検定2級で覚えた色の名前は使わなかったです。そもそも会話の相手がそんな色の名前知らないです。

2.名刺には書きずらい

業界の特徴もあるかもしれないですが、「色彩検定2級」の肩書を名刺に書いている人は見たことないですし、自分も書いてません。

アパレル業界では結構持っている人が多いと聞いたことがあるのですが、それが以外の業界ではあまり認知率が高くないです。そのため仮に名刺に書いたとしても「ふーん」で終わってしまう可能性が高く、話も広がりにくいので書く意味はあまり感じないと思います。

また合コンとかで「色彩検定2級持っています」というと、アパレル系の人からは「え、すごーい!」とありがたきお言葉を頂けるのですが、それ以外の人は完全スルーです。

 

◆色彩検定2級独学合格で利用したテキスト

色彩検定はあまりメジャーな試験ではないので、第三者が作っている教材は限りなく少なく、基本的には公式テキストと過去問を中心に進めます。

試験の1ヵ月前あたりから勉強を開始し1日1.5時間程度は勉強しました。本番直前の土日は缶詰状態だったので、勉強時間は合計50時間程度です。

1.公式テキスト

色彩検定の運営団体が販売している公式テキストです。基本的にはこのテキストが試験範囲となりますので、一通り目を通します。


A・F・T色彩検定公式テキスト2級編 (2020年夏期検定まで対応)

 

2.過去問

一通りテキストで理解出来たら、後は過去問をひたすら解きます。

間違えたところは必ずチェックを付けておき、後から再度解きます。効率的に学ぶためにも、一度正解した問題は私は解かないようにしています。


色彩検定過去問題集2019年度2・3級

 

3.その他:単語帳

単語帳は、慣用色の暗記でマストアイテムとなります。

 


コクヨ 単語カード大 カードリングとじ40枚 青×10

◆その他おすすめの学習方法

オンラインで学ぶ

私が受験した当時はなかったのですが、月額定額サービスの【ウケホーダイ】では月額980円で色んな資格試験の講義が聞けて過去問も解けるので、書籍でシコシコ学ぶよりももっと効率が良かったと思います。

以上です。