Visioで組織図を作ってみた感想 メリットデメリット


会社やプロジェクトの組織図を作る際、今まではPower Pointを使ってシコシコ作っていたのですが、MicrosoftのVisioが便利だったのでその感想の共有です。

「組織図を作るならVisioだよ~」と同僚に教えてもらってから、作図系の業務は何かとVisioを使うようになりました。

◆Visioのメリット

1.テンプレートが豊富。目的物を効率的に作れる

下図の通りVisioには、目的に応じた様々な作図テンプレートが用意されています。

上段の真ん中にある「Organization Chart」が組織図を作るテンプレートで、これを選択して組織図を作り上げていきます。

Power Pointでも組織図を作れますが、組織図に特化したアプリケーションではないので、組織図用にカスタマイズする手間が発生し効率は悪いです。

その点Visioでは、組織図を作るために必要な手間を最小限に抑えてくれる点で使いやすいと思いました。

 

2.エクセルと連動できる

組織とは生き物で、組織体制や人員は定期的に変わります。

Visioはエクセルシートとリンクさせる機能が備わっているので、組織変更や人事異動があった場合でも変更点を簡単に反映できます。

【Visioで使ったエクセルシート】

 

3.ワンタッチでレイアウト調整できる

Visioでは、社員の昇格・降格といった配置変えにも即対応可能です。

例えば下図のような組織があったとして、5人いる課長のうち1人を部長の補佐にポジションを変更したい場合、画面上部のリボンにある「Re-Layout(再調整)」をクリックするだけで、組織図が自動調整されます。

わざわざ手動で配置を整える手間が減り、業務が効率化できます。

【変更前】

【変更後:Re-Layout押下後】

 

◆Visioのデメリット

1.MACではDesktop版は使えない

VisioはMicrosoftが提供する製品なので、VisioのDesktop版はWindowでしか動作しません。

ですのでMACのPCを利用している場合、Webバージョンでは利用可能ですが、Desktop版は使えません。

 

2.サポート面

これはMicrosoftの製品全般に言えることかもしれないですが、汎用品ということもあり、きめ細かい丁寧なサポートは受けられません。

Visioを導入後、操作に慣れるまでに時間がかかったり、自分でネット等で検索してトラブルシューティングしたりする必要があります。

 

3.値段が高め

こうした作図系のソフトウェアは無料版のものも探せば結構くあります。

お金を払ってまでVisioの製品を使う必要性があるかは疑問です。

以上。